【レビュー】小倉七海｜照れて、惚れて、イキ止まない──恋と欲が溶け合う一泊二日の温泉デート

🏷 作品情報

項目	内容
タイトル	照れて、惚れて、イキ止まない。デート指令で拘束されたり痴女ってみたり！一泊二日ヤリまくり温泉デート
出演者	小倉七海
監督	嵐山みちる
メーカー / レーベル	エスワンナンバーワンスタイル / S1 NO.1 STYLE
収録時間	147分
配信開始日	2022年2月4日
ジャンル	美少女 / 温泉 / ハメ撮り / カップル / 羞恥 / 拘束 / 独占配信 / ハイビジョン
配信品番	ssis00322（SSIS-322）

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AV男優と小倉七海。
互いに相手を知らされないまま、旅館で待ち合わせをする。
そこから始まる“一泊二日の温泉デート”。

突然スマホに届く「デート指令」。
「敬語禁止」「10秒見つめてキス」「浴衣の帯で拘束」──
次々と指令に従いながら、ふたりの距離はゆっくりと近づいていく。

「目、そらさないで…」

恥じらいと欲望が入り混じる中、
彼女は、カメラの前で“素”の表情を見せ始める。

小倉七海は、美少女の可憐さと、女性の艶っぽさを併せ持つ。
最初は緊張して目を合わせられない。
けれど、ひとたび唇が重なると、
その“照れ”が一瞬で“惚れ”に変わる。

「あ、やばい…好きになっちゃうかも」

そんな本音が漏れそうなほど、自然体。
演技というよりも、“恋愛の延長線上”にあるエロスだ。

この作品の構成は秀逸だ。
“デート指令”という仕掛けがあることで、視聴者はまるで二人の恋を覗いている気分になる。

「AV」でありながら、「恋愛ドキュメント」でもある。
そこに生まれる“甘い緊張感”が、他の作品にはない臨場感を生む。

温泉での混浴シーンは、
照明を抑えた映像美と、湯けむり越しの柔らかな空気が印象的。

七海が笑いながら肩に手を置く仕草、
見つめ返す視線──どれもが計算ではなく、素の表情。

そして、浴衣の帯を使った軽い拘束プレイでは、
恥ずかしそうに目を伏せながらも、どこか嬉しそうに微笑む。

「こんなの…恥ずかしいけど、嫌じゃないです。」

そんな一言が、リアルな“恋人温泉”の空気を作り出す。

中盤の「スッピン披露」は、まさに本作のハイライト。
メイクを落とした彼女は、驚くほど顔が変わらない。
むしろ、素肌のままの表情が一番魅力的だ。

カメラの前で、全裸・すっぴん・素の笑顔。
そこにあるのは、作られた“AV女優”ではなく、一人の女性。

視聴者がふと息を呑むのは、
その“飾らない美しさ”のせいだ。

終盤のラブシーンでは、互いの距離が完全に消える。
照れ笑いのあとに、静かな吐息。
そして、激しさの中に見える“好き”の感情。

「こんなデート、現実じゃ絶対にできない。」

ラスト、裸のままお菓子を食べて笑うふたり。
その姿が、この作品の本質を語っている。

「SEXのあとに残るのは、後悔ではなく“愛しさ”」
そんな余韻を持った、稀有な温泉作品だ。

小倉七海は、“見せるエロス”ではなく“感じるエロス”を演じられる女優。
そのナチュラルさこそが、彼女最大の武器だ。